「クレジットカード現金化って自分でもできる?」「業者に頼むのとどちらがいいの?」とお悩みの方へ。クレジットカードの現金化にはさまざまな方法があり、自分で現金化することも可能です。
ただ、業者への依頼と比べてメリット・デメリットがあるので、十分に理解したほうがよいでしょう。
この記事では、自分でクレジットカードを現金化する方法やメリデメ、業者での現金化との比較について解説します。お金に困って現金化を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
クレジットカード現金化ってなに?
クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を手に入れる方法です。どうしても現金が必要な場面で、お金が足りないこともあるのではないでしょうか。
しかし、大学生の場合はカードでキャッシングができないケースがほとんどです。
そんなときにクレジットカード現金化をすれば、審査不要で現金が手に入ります。
現金化には、自分で行う方法と業者に依頼する方法の2つがあります。
クレジットカード現金化の流れ
- 自分でクレジットカードを現金化する流れは以下のとおりです。
- ステップ1:対象となる商品をクレジットカードで購入する
- ステップ2:購入した商品を買取業者などに持ち込む
- ステップ3:査定してもらい査定結果を確認する
- ステップ4:売却手続きをして現金を受け取る
- ステップ5:カード会社へ代金を支払う
事前に購入する商品や買取業者を決めておく方がよいでしょう。
当然ですが、現金を受け取って終わりではなく、カード会社への支払いが待っています。遅延しないように支払いましょう。
クレジットカードを自分で現金化する方法8選
一口に現金化といっても、さまざまな方法があります。ここでは、自分で現金化する方法を8つ紹介しますので、参考にしてください。
1.金券を購入して転売する
一番メジャーな方法といえば、金券の金券ショップへの転売です。さまざまな金券が現金化の対象となります。
ギフトカード
新幹線チケット
切手・レターパック
VisaやJCBなどのギフトカードは公式ホームページで、同一ブランドのクレジットカードであれば購入可能です。
それ以外のチケットもカードで購入したものを、街中にある金券ショップに持ち込むことで買取ってもらえます。
店頭やホームページに換金率が表示されているので、割のいい金券を狙いましょう。
2.電子マネーにチャージして転売する
電子マネーを転売する方法も有効です。「nanaco」や「ビットキャッシュ」などのプリペイド式電子マネーは、クレジットカードでチャージできます。
チャージしたプリペイドカードを転売すれば、簡単にお金を手に入れることができます。
電子マネー買取業者も多数あるので転売には困らないでしょう。ただし、チャージ額には上限があるため、あまり大きなお金にはなりません。
3.電子ギフト券を購入して転売する
電子ギフト券の転売はオンラインで完結する便利な手法です。
「Amazonギフト券」「Appleギフトカード」などの電子ギフト券をネット上で購入し、買取サイトで転売します。
24時間いつでも現金化できて自宅ですべて完結するというスピードと手間の少なさは、他の方法とは段違いです。一方で、換金率があまりよくないというデメリットもあります。
高い換金率を求めるのであれば多少の手間が必要です。
4.高換金率商品を購入して転売する
高い換金率が期待できる商品を購入して転売する方法です。
金券や電子ギフトは繰り返し購入した履歴がカード会社に残り、換金目的の利用と疑われるリスクがあります。
一方で、家電などの商品であれば疑われる可能性は低いです。
家電製品
ゲーム機
高級ブランド品
換金性の高い商品をクレジットカードで購入し、専門買取業者に転売します。
換金率が安定せず現金化に時間と手間がかかる点がデメリットです。
5.商品をカードで購入して返品する
ここまでは転売する方法を紹介しましたが、返品という方法もあります。
クレジットカードで購入した商品を、そのまま購入したお店に返品するものです。
お店によっては、購入代金を現金で返金してくれるケースがあり、換金率は100%です。
ただし、クレジットカードの売上を取消されてしまうと現金化はできません。
何度も返品するのは怪しまれてしまうので、頻繁にはできない点も課題です。
6.電子マネーで購入して返品する
クレジットカードではなく、電子マネーで購入して返品する方法もあります。
「Suica」「楽天Edy」「WAON」などチャージ型の電子マネーは、電子マネーへの返金処理に対応していないお店があります。
返品を依頼されたお店側は現金で返金するしかありません。
クレジットカードで電子マネーにチャージし、購入後に返品すれば100%現金化できます。
クレジットカードより安全ですが、これも繰り返しはできない方法です。
7.外貨や仮想通貨を購入して換金する
外貨や仮想通貨を日本円に換金することでも現金化が可能です。
最近は外貨を購入できるサイトも増え、仮想通貨も手軽に購入できます。クレジットカードで外貨や仮想通貨を購入し、さらに売却して日本円で受け取ることで現金化は完了です。
両替手数料はかかりますが、換金率はかなり高いでしょう。
最初の購入に準備が必要な点や、クレジットカードのブランドが制限されている点は注意が必要です。
8.飲食代を立て替えて集金する
原始的な方法ですが、飲食代をまとめて立て替えるのも有効です。
大人数で飲み会に行ったときに、自分のクレジットカードでまとめて清算し、全員から現金を回収すれば現金化できます。
クレジットカードのポイントも貯まり、一番安全な方法といえるでしょう。
毎回幹事をすることが面倒でなければよい方法ですが、あまりに精算を名乗り出ていると「お金がないんじゃないの?」と疑われる可能性があるので注意してください。
クレジットカードを自分で現金化|メリット
自分でクレジットカードを現金化する方法を解説してきました。業者に丸投げする方法と比べて、最初から最後まで自分で行う現金化にはメリットがありますので紹介します。
悪徳業者に騙される危険がない
一番のメリットは、悪徳業者に引っかかる可能性がない点です。クレジットカード現金化業者には、残念ながら悪質な業者も含まれています。
申込したのに現金が振り込まれない
提示金額より振込額が少ない
クレジットカード番号や個人情報が流出する
詐欺被害に引っかかると大変です。
自分で現金化をすれば悪徳業者に騙される可能性はありません。
やり方次第で高換金率も可能
いろいろと工夫することで、高換金率が実現できるかもしれません。
業者に依頼すると手数料が発生します。自分で換金率が高い商品を転売することができれば、手数料部分は自分の手元に残ります。
そのためには、商品選びから転売先に至るまで、しっかりとしたリサーチを行ったうえでチャレンジしましょう。
不安が少ない
意外と大事なポイントとして、精神的な不安が少ないことも挙げられます。
業者はほとんどがネットで完結するため手軽です。一方で、相手の顔が見えなかったり、手続きが確認できなかったり、質問しづらいといった不安が残ります。
購入から買取ショップでの転売に至るまですべて自分で把握しておくことは、安心感があり納得して手続きができるのです。
クレジットカードを自分で現金化|デメリット
自分で現金化するメリットを紹介しましたが、当然デメリットもあります。デメリットをしっかり理解したうえで、自分で現金化するか業者を利用するか選択しましょう。
即日現金化が難しい
自分で現金化をした場合、即日現金が手に入る可能性は低いでしょう。
現金化をしようと考えるのは「今すぐに現金がほしい」からです。しかし、商品選びから購入、買取業者をリサーチして転売までかなりの手順です。業者への依頼であれば即日入金も可能です。
換金率が低くなる可能性がある
自分で現金化すると高い換金率が期待できる反面、換金率が低くなることも覚悟しなければなりません。
まずは、高換金率の商品と業者の両方を探さなければなりません。
相場はつねに変動するので、いざ転売したときに低かったなんてケースもありえます。リスクを負って自分で現金化するより、業者は換金率が安定しているので安心です。
手間や時間がかかる
自分で現金化するためには、膨大な手間や時間がかかります。商品や買取業者の検討、タイミングを見て購入・転売まですべて自分で行わなければなりません。
かなり経験がある方ならまだしも、素人がやるには手間がかかりすぎます。
業者を利用すれば、ネット上で手続きするだけで現金が手に入るので非常に簡単です。
カードが利用停止になる可能性がある
最も怖いのは、クレジットカードが利用停止となることです。
クレジットカードの現金化は利用規約違反に該当しています。
自分で現金化するときは、どうしても同じ商品で繰り返してしまいがちです。
購入履歴を見たカード会社から利用停止や強制退会、一括請求されてしまうと大変です。
業者であればその可能性は低いため安心感が得られます。
カード会社に現金化を疑われたら
自分で現金化するうえで、カード会社に疑われるのが一番のリスクです。
万が一、カード会社から連絡があったときに焦らないように、対処法を解説します。
放置せず対処する
カード会社からの連絡を絶対に放置してはいけません。
連絡を無視していると、カード会社は「電話に出れないのは現金化をしているからではないか」と不信感を抱きます。
不安を感じて現実から逃げたくなる気持ちは分かりますが逆効果です。
カード会社からの連絡には必ず対処しましょう。
絶対に現金化を認めない
カード会社に「現金化をしました」と認めてはいけません。連絡をしてきたカード会社もまだ疑っている段階です。
自ら現金化を認めてしまったら、その時点でカード利用停止されてしまいます。
落ち着いて質問にしっかり答えましょう。
何をいくらで購入したか
購入した時期や店舗
購入した目的
このような点をスムーズに回答できると、疑いを晴らすことができます。
しばらく現金化を控える
カード会社からの疑いが晴れたからといって、すぐに現金化するのは危険です。一度疑った相手に対しては、カード会社も一定期間警戒を強めています。
換金性の高い商品を購入していたり、繰り返し同じ商品を購入していたりすると、次こそ利用停止になってしまうかもしれません。
しばらくは現金化を控え、警戒が解けるのを待つのがよいでしょう。
自分でクレジットカード現金化するときに気になる疑問を紹介
ここで、自分でのクレジットカード現金化について、よくある質問を紹介します。
初心者でも現金化できるの?
今回紹介した内容であれば、初心者の方でも現金化できます。ただし、高換金率を求めるのであれば、相場などの知識や購入する商品、買取してもらう店舗のリサーチなどが必要です。業者での現金化の方がおすすめです。
自分で即日現金化は不可能なの?
店頭で商品をクレジットカードで購入し、そのまま買取ショップに持ち込めば即日現金化は可能です。ただ、購入から買取まですべて自分で行動する必要があります。期待した商品が売ってなかったり、買取価格が低いケースもあるかもしれません。
自分で現金化するときも身分証は必要なの?
買取のときに身分証の提示を求められます。運転免許証などを準備しておきましょう。
業者によるクレジットカード現金化との比較
これまで自分で行うクレジットカード現金化について解説してきました。
「業者に依頼するのとどっちがいいの?」と思っている方へ、自分での現金化と業者との比較を表にまとめました。
自分で現金化業者で現金化
換金率・100%~低換金率までブレあり・手数料込みで安定した換金率換金スピード・即日は厳しい・最短10分程度手軽さ・リサーチや購入・転売が必要・ネット上で簡単手続きリスク・カード利用停止のリスク・悪徳業者に騙されるリスク
自分で行う現金化は、高い換金率を実現できる可能性があります。ただ、カード利用停止のリスクが不安です。業者であれば、手軽に低リスクで現金化が実現できます。
悪徳業者に騙されないように、優良な業者を見つけることが大切です。素人の方であれば、業者での現金化をおすすめします。こちらの記事も参考に、優良業者を探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
自分でクレジットカードを現金化する方法やメリデメ、業者での現金化との比較について解説してきました。
自分で現金化する方法はいろいろあり、今まで現金化の経験がない方でも手軽にチャレンジできます。一方で、現金化に時間がかかったり、思った金額が手に入らなかったり、カード利用停止のリスクにさらされたりする点が問題です。
素人であれば、業者での現金化を検討してみてはいかがでしょうか。
もし興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。